峯田 和伸(銀杏ボーイズ)

ばあちゃんが死んだのは僕が高校一年の時だ。

お通夜の晩に僕は二階の部屋にこもり、下から聴こえてくるお念仏や木魚を叩く音が

こわくて、やりきれなくて、布団の中で泣いた。

ハンバートハンバートの音楽は僕にとってあの時の布団のような存在だ。

何よりもあったかくって、涙を吸いこんでくれて、洗ってない足の匂いがする。